
💡 ざっくり言うと奥手な男性には、ふつうの恋愛の定石が当てはまりません。追わせようとすると、かえって警戒されます。ここでは奥手かどうかの見分け方、とても分かりにくい脈ありのしるし、はっきり出る脈なしのしるし、そして彼が動けない理由をお話しします。
📋 目次
恋愛の本を読むほど、分からなくなる
好きな人ができると、相手の言葉や行動の先を読もうとしてしまいます。
人に相談する。本を読む。同じような悩みを探して読みあさる。
ところが、調べれば調べるほど、かえって分からなくなる。そういうことはありませんか。
理由のひとつは、はっきりしています。
どの男性にも当てはまるやり方など、ありません。
とくに、とても奥手な男性が相手の場合、よくある定石はほとんど当てはまりません。それどころか、逆に働くことさえあります。
ややこしいことに、奥手に見えて、実は好きにさせたいだけという男性も混ざっています。だから余計に判断が難しくなります。
そちらの見分け方は、あいまいな彼の本心を見極める方法にまとめてあります。
ここでは、まず彼が本当に奥手なのかを見分けるところからお話しします。
まず、彼が奥手かどうかを確かめる
次のことに心当たりがあるなら、彼は奥手で受け身な人である可能性が高いです。
□ 気になる彼との関係が、なかなか進まない
□ 期待するような言葉や態度が返ってこない
□ 気のきかない冗談を言ったり、子どもみたいになついてくる
□ それでも、温かい好意はずっと感じる
最後のひとつが、この見分けの鍵です。
進まないのに、好意だけは途切れない。これが奥手な人の特徴です。
奥手になりやすい育ち方
本当に奥手なのかは、彼がどういう環境で育ってきたかを知ると、かなり判断できます。
女性と関わる機会が少なかった
姉妹がいない。男子校だった。職場も男性ばかり。
こうした環境が重なると、どうしていいか分からないまま大人になっていることは十分あります。
ものごとを理屈で考える仕事や勉強をしてきた
頭がよく、考えることが得意な人ほど、いつも思考が先に立ちます。
すると、感情の扱いのほうが後回しになったまま、ということが起こります。
男女の役割がはっきりした家で育った
姉妹がいる場合でも、男はこう、女はこう、と役割の決まった家庭で育つと、その役割の外にも顔があるということを知らないまま育つことがあります。
ひとつのことに深く入り込む性質
虫、星、数式。何でもかまいません。
没頭できるものがあった人は、奥手のまま社会に出ていても不思議ではありません。
関心が、そもそも女性に向いていない
これが見落とされやすいところです。
見た目がよく、学生時代にもてていた人でも、奥手なことがあります。
たまたま見た目に恵まれていただけで、本人の関心が、もてることや女性に向いていないというだけなのです。
ひとことで言うと
彼らをひとことで表すなら、女性慣れしていない人です。
恋愛も人付き合いのひとつですから、うまくやるには慣れが要ります。もまれた経験がなければ、分からないまま来てしまうのも無理のないことです。
いちばん大事な前提「自分の世界」
ここが、奥手な男性を理解するうえでいちばん大事なところです。
彼らには、自分の世界があります。
自分のやり方。自分の時間。趣味や仕事。人との付き合い方にも、それなりのこだわりがあります。
そして、その世界を邪魔されないことが、そのまま居心地のよさになっています。
普段はあまり強く自己主張しません。ところが、自分の世界を壊されそうになると、はっきり嫌だと言ってきます。
ですから、ここを間違えないでください。
女性慣れしていないから、すぐに落とせるだろう。これは大きな思い違いです。
むしろ逆で、押しが強すぎると、いちばん嫌がられます。
とても分かりにくい、脈ありのしるし
では、彼が好きになったとき、どう出るのか。
これがとても分かりにくいのです。
□ 気がつくと、そばにいる
□ よく目が合う
□ どうでもいい話でも、ちゃんと聞いてくれる
□ なぜかお菓子をくれる
□ 話を合わせてくる
□ いいね、そうだね、とよく相づちを打つ
□ 前に話したことを、しっかり覚えている
□ さりげなく体調を気づかってくる
見てのとおり、どれも控えめです。
やっていることは、味方だよ、という態度を静かに取り続けること。それだけです。だから気づかれません。
周りの状況も、よく見ています
本人は何も言いませんが、こちらの周りのことを、実はとても気にしています。
□ 他の男性と話していると、引き返していく
□ 逆に、その輪に混ざってくる
□ 何かの拍子に顔が赤くなる、急にそっけなくなる
□ 脈絡のない話を急に振ってくる
どれも、ちょうどいい加減が分からないために出てくる反応です。
連絡で見る脈あり
連絡のやりとりにも、はっきりした特徴があります。
まず、分かりにくさのほうから。
□ 何が言いたいのか分からないときがある
□ 基本的に受け身
□ やりとりを喜んでいるのか、迷惑なのか読めない
これでは判断のしようがありません。
ただ、よく見ると、脈があるときには次のものが出てきます。
□ やたらと丁寧な返事をしてくる(文章も、使うものも)
□ こちらへの質問がある
□ 自分のことを話してくる
□ なんとか会話を続けようとする
□ 返事が早め
□ 彼のほうからも、ふいに連絡が来る
丁寧さと、こちらへの質問。この二つが出ていたら、まず脈があります。
脈なしのほうは、はっきり出ます
ここは、救いのあるところです。
奥手な男性は、嫌なものは嫌、がはっきりしています。ですから、その気がない相手には、分かりやすい形で出ます。
□ そっけない
□ ひとことだけの返事
□ 既読になったきり、返事がない
□ 返事が極端に遅い
□ 彼のほうから来ることが、まったくない
これらが続いているなら、残念ですが、脈はありません。
脈ありは分かりにくいのに、脈なしは分かりやすい。迷っている時点で、まだ望みはあるということでもあります。
なぜ、好きでも動けないのか
ここを分かっておくと、待つのが楽になります。
理由は、順番になっています。
□ そもそも経験が少ない
□ だから、うまくいった経験がほとんどない
□ だから、自信が持てない
そのうえで、彼らには正しい答えを求める癖があります。
ところが恋愛には、正しい答えがないことのほうが多い。だから混乱します。
さらに、先が読めないことが苦手です。
ですから、相手も自分を好きだ、という確かな手応えがないかぎり、好きだと気づいていても、そこから先へ進めません。
踏み出せない、もうひとつの理由
奥のほうには、こういうものもあります。
□ どうせ自分はもてない、という思い込み
□ そもそも女性というものを知らない
□ 過去に恋愛らしきもので傷ついた経験
□ 相手が自分には釣り合わないと感じている
つまり、心の底では、恋愛そのものが少し怖いのです。傷つきたくない気持ちもあります。
この人と付き合いたい、と強く思っていても、慣れていない、相手を知らない、初めてだから、という理由で止まってしまう。これが奥手な男性です。
追わせようとしてはいけません
最後に、この記事でいちばんお伝えしたいことです。
恋愛の話では、たいてい相手に追いかけさせなさいと言われます。
ところが、奥手な男性には、これが当てはまりません。
理由は、ここまで読んでいただければ分かると思います。彼は、追いかけるための自信も経験も持っていません。引けば引いただけ、そこで止まります。
だからといって、こちらからぐいぐい行けばいいわけでもありません。
先ほどの「自分の世界」を思い出してください。女性のほうから追いかけると、警戒されることのほうが多いのです。
では、どうすればよいのか。
ここでは、まず彼が本当に奥手なのか、そして脈があるのかを見極めることまでをお伝えしました。
そのうえで距離を縮めていく手順は、また別のお話になります。順番を間違えないことが、この相手ではいちばん大事です。
続きは、奥手男性と距離を縮める効果的なアプローチ法でお話ししています。
まとめ
奥手な男性を見極めるための要点を並べます。
奥手かどうか
□ 進まない、期待通りの反応がない、なつく、それでも好意は途切れない
□ 女性と関わる機会が少なかった、理屈で考える人、役割の明確な家、没頭する性質
□ 見た目がよくても、関心が女性に向いていない人はいる
大前提
□ 彼には「自分の世界」がある。邪魔されないことが居心地のよさ
□ 女性慣れしていない=すぐ落とせる、は大きな間違い
脈あり(分かりにくい)
□ 気づくとそばにいる、目が合う、話を覚えている、体調を気づかう、お菓子をくれる
□ 他の男性と話していると引き返す、混ざってくる、急にそっけない
□ 連絡では、やたら丁寧・質問がある・自分の話をする・返事が早い
脈なし(はっきり出る)
□ そっけない、ひとことだけ、既読のまま、極端に遅い、彼から来ない
動けない理由
□ 経験が少ない → 成功体験がない → 自信がない
□ 正しい答えを求めるが、恋愛にはない
□ 確かな手応えがないと進めない
やってはいけないこと
□ 追わせようとする(追う力を持っていない)
□ こちらからぐいぐい行く(自分の世界を守ろうとして警戒される)
分かりにくい相手ですが、好きになったら何もしない、ということはありません。
静かなしるしを見落とさないでください。