察する能力の高い人

[名] 反対語:察する能力の低い人

定義

常に「相手が“本当は”何を考えているのか」を察しようと努力してしまう人。

内容説明

察する能力の高い人の性質として、たとえば、合コンで女性が胸元の見える服を来ていると、素直に「お、セクシー!」とは思わず、「こいつ男を落とそうとしているのかな」と勘ぐる。また、女性が男性の皿に料理を取り分けているときも、「気が利くな」ではなく、「気が利く人と思われたいのかな?」と勘ぐる。 場の空気を読むのが上手で、人がどんな言葉で傷つき、どんな言葉で喜ぶのかをおおよそ理解している(ごく稀に、勘ぐるけど、空気の読めない人もいる)。 このような人は、相手に自分の意図を察されるのを恐れ、感情をそのまま出さない。 素直に笑ったり、ありがとうと言ったり、祝われたりするのが苦手。 他にも、次にあげるような言動や心の動きをしがちである。
  • カラオケでは、自分の歌いたい歌ではなく、皆が知っている歌や皆が喜ぶ歌をチョイスし、歌いたい歌は歌わない。
  • 相手にも(自分と同じくらい)察して欲しいと思うので、自分の言いたいことを中々言えないことが多い。たとえば友達が自分の部屋に遊びにきて長居している時、帰って欲しいと思っていても、ギリギリまで言わず我慢してしまう。
  • 喫茶店に2人で来ている時、隣の席で誰かが煙草を吸い始めると、一緒にきた人が煙草の煙を気にしているんじゃないかと勝手に気にしてしまう。
  • 合コンでデリカシーのない人が「君って、太ってるよね」と誰かに発言すれば、勝手に言われた人の立場になって傷ついてしまい、「デリカシーのない人間は許せない」と思ってしまう。
  • 一方、この手の人が、相手に対してわざと傷つくことを言ったり、からかったりすることもある。 それはそういうことをしても、相手は自分を嫌いにならないと確信している時だったり、相手の心を完全にコントロールできると確信している時だったりする。 察する能力の高い人の多くは、自分が誰かの思惑通りに動かされるのを嫌うため、流行に乗るのを嫌う。 「24時間テレビ」のような、“作られた善意”も嫌うことが多い。 これは、人の好意を利用して利益を得ている偽善を嫌うのと、相手の気持ちに立たず“良いこと”を押し売りしてくるデリカシーのなさ、鈍さを嫌うため。 また、この手の人は、人に気を使ってばかりいるので、基本的に1人でいることを好む。 芸人で言うと、ダウンタウンの松本人志、さまぁ~ずの大竹一樹、極楽とんぼの加藤浩次、千原兄弟の千原ジュニア、伊集院光などがこのタイプと思われる。

    取り扱い

    察する能力の高い人には「相手を思い通りにしたい」という裏の意図を読み取られるため、「上目遣い」とか「合コンで男子の皿に料理を取り分ける」など小手先の恋愛テクニックを実施すると全て裏目に出る。 誰かを完全に演じきること(たとえば、とても優しい女性を演じきること)で、相手の心を動かすことができる。ただし完全に演じきらないと逆効果。 また、察する能力の高い人は、居心地の良い恋愛環境を作ってくれる。 とても気を使ってくれ、付き合っていてもほとんどストレスが溜まらない。 その一方で、本人は言いたいことを言えず勝手にストレスをためている可能性があるので、こちらが察してあげる必要がある。 それが出来ないと相手が突然爆発し、そのまま別れにつながることもある。 これらの人は、最初は同じくらい察する能力の高い相手を好むが、歳をとってくると、返って察する能力の低い人で、かつ打算的でない相手を好む傾向がある。それはその相手をコントロールしやすく、気を使わなくてすむことに気づくからである。
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