
💡 ざっくり言うと許すと決めたのに、疑う気持ちが消えない。そのつらさの正体は、決めきれていないことにあります。ここでは、また浮気しているときのサイン、繰り返させないための5つの手順、そして疑う気持ちから抜け出す方法をお話しします。
📋 目次
許したのに、疑う気持ちが消えない
相手とは切れたと言われ、その言葉を信じて許すことにした。
それなのに、忘れられない。また同じことをしているのではないかと、頭から離れない。
ささいな嘘がひとつ見つかるだけで、全部が崩れる。思い出がよみがえって苦しくなる。それが原因で言い合いになる。
彼からは、こう言われる。
「いつまで責められればいいんだ」
別れたい気持ちもある。でもまだ好きで、別れたら後悔しそうで、決められない。
この状態がいちばんつらいところです。そして、つらさの正体は浮気そのものではありません。決めきれていないことです。
責めること自体が、彼を遠ざけています
最初に、いちばん大事なことをお伝えします。
浮気が分かったとき、多くの方がやってしまうことがあります。
□ 問い詰める
□ 責める
□ 話し合おうとする
気持ちとしては当然です。ところが、関係を続けたい場合、この三つはどれも逆に働きます。
理由は、男性の反応にあります。
責められている間、彼は自分がしたことではなく、責められていることのほうに意識が向きます。
そして、こう思いはじめます。
「この人といると、ずっと責められ続ける」
反省より先に、うんざりが来る。そこから気持ちが冷めていきます。
もうやってしまったという方も多いと思います。それは仕方がありません。知らなければ、冷静でいられるほうが珍しい。
大事なのは、今から止めることです。
また浮気しているときのサイン
疑いが消えないなら、思い込みで苦しむより、見るべきところを決めてしまったほうが楽になります。
実際にそうなっているとき、男性には共通して出る行動があります。
□ 夜中に急に「やっぱりお前が大事」といった連絡が来る
□ 理由もなく、急に物を買ってくれる
□ 画面に鍵をかけるようになった、暗証番号を変えた
□ 行事の日に予定を空けなくなった
□ 一緒にいるとき、画面を伏せて置くようになった
急にこうした変化が出てきたときは、可能性が高くなります。
とくに一つ目は、意外に思われるかもしれません。急に優しくなるのは、やましさの裏返しであることが多いのです。
逆に言えば、ここに当てはまらないのに苦しいなら、それは浮気ではなく、こちらの不安が原因です。その場合の対処は最後の章にあります。
証拠が出るまでは、泳がせる
ただし、上の行動だけでは証拠になりません。
証拠がないまま問い詰めると、こうなります。
□ 否定されて終わる
□ こちらが疑い深い人という話にすり替わる
□ 彼が警戒して、隠し方がうまくなる
いちばん悪いのは三つ目です。確かめたくて動いたのに、確かめられなくなります。
ですから、疑っているときほど、彼を自由にさせておいてください。
本当にそうなっているなら、泳がせているうちに必ずどこかでほころびます。そのときに掴めばいい。
何も出てこなければ、それはそれで答えです。
繰り返させないための5つの手順
ここからは、二度目を起こさせないための具体的な手順です。順番に意味があります。
手順1 まず連絡を絶つ
浮気が分かったら、こちらから連絡を止めてください。
これは罰ではありません。こういう人だったのかと呆れて、見限って、自分の人生を生きることにした。この姿を見せるためです。
責めている間、彼は失う心配をしません。責める相手はそばにいるからです。黙って離れたときに初めて、失うかもしれないと感じます。
手順2 彼が求めてきたら、約束ごとを決める
彼のほうから許しを求めてきたら、そこで話をします。こちらから持ちかけるのではありません。
決めるのは、これからの約束ごとです。結婚していない場合は、たとえばこうなります。
□ 次にやったら、必ず別れる
□ 仕事以外で、女性と二人きりで会わない
□ 異性のいる飲み会に行かない
□ 出会いのための道具を使わない
□ 付き合っていることを、友人や同僚に隠さない
最後の一つは効きます。周りが知っている状態そのものが、抑えになります。
手順3 彼の望みを聞く
ここが、抜けやすいところです。
約束ごとを決めるだけでなく、彼が何を望んでいるかを聞いてください。
□ 土曜は一人でゆっくりしたい
□ 付き合いで、週に何度かは飲みに行きたい
□ 趣味の時間と金を使いたい
こうした望みの中に、浮気に向かった理由が隠れていることがあります。
言いにくいことですが、彼の望みをこちらが許せなかったことが、きっかけのひとつになっている場合があるのです。
彼が悪いことに変わりはありません。ただ、同じことを繰り返させないためには、ここを出しておく必要があります。
手順4 償いをさせる
言葉だけの謝罪で終わらせないでください。
彼が頑張ればできる、けれど頑張らないとできないことをさせてください。
遠くへ連れて行ってもらう、前から行きたかった場所に行く、といったことで十分です。
大事なのは中身ではなく、彼が手間をかけたという事実です。人は、自分が労力を払った相手を大事にします。
手順5 許して、二度と持ち出さない
謝って、償いをしたなら、そこで許してください。
そして、ここからが本当に大事です。
二度と持ち出さないでください。
言い合いになったとき、つい出してしまう。不安になった夜に確かめてしまう。これをやると、せっかくの手順が全部なかったことになります。
二度目をさせない人がやっていること
二度、三度と繰り返される場合、原因のひとつははっきりしています。
いつまでも許してもらえないことです。
何かあるたびに過去を持ち出される。彼はうんざりし、こちらへの気持ちが冷め、もう直そうとしなくなります。
ここに、つらい順序があります。
持ち出さないと決められる人だけが、二度目を防げます。
納得しにくいと思います。傷つけられたのはこちらなのに、なぜこちらが我慢するのか。
ですから、許せないなら、無理に許さなくてかまいません。そのときは続けないという道を選ぶ。それも正しい選択です。
やってはいけないのは、許したことにして、持ち出し続けることです。これがいちばん悪い形になります。
疑う気持ちから抜け出す方法
最後に、信じられなくなってしまった気持ちの扱い方です。
嘘の癖を把握しておく
本来なら、失った信用は彼が取り戻すべきものです。
その努力をしないのであれば、この人は嘘をつく人だと割り切ってしまったほうが楽になります。
そのうえで、どういう嘘をつく人なのかを見ておいてください。
たとえば、仕事で遅くなると言って実は飲みに行っていた、という嘘が多いなら、対策は単純です。
□ 飲みに行くと言いやすい空気を作っておく
□ 帰るときは必ず連絡を入れる、と決めておく
嘘をつく必要がなくなれば、嘘は減ります。人を変えるより、嘘をつかなくていい状況を作るほうが早いのです。
決めてしまう
そして、いちばん効くのはこれです。
いま苦しいのは、信じるのか、忘れるのか、別れるのかを、どれも決めていないからです。
宙ぶらりんでいるかぎり、不安は消えません。
ですから、怖くても、どちらかに決めてください。
信じると決めるなら
□ 今後何があっても信じる
□ 泣かない、不安がらない、責めない
□ 過去を持ち出さない
別れると決めるなら
□ この人は変わらないという前提に立つ
□ この状態は自分によくないと認める
□ そこで終わりにする
どちらでもかまいません。決めた瞬間に、宙ぶらりんの苦しさからは抜けられます。
ひとつの考え方
決めかねている方に、ひとつの見方をお伝えします。
浮気をしたということは、こちらに信じられ、敬われ、大事にされる喜びを、彼が自分から手放したということです。
そこまでのことをしたという自覚がないから、そのあとも軽く嘘をつけるのです。
そう考えたうえで、次にやったら別れる、とだけ決めておく。
これができると、不思議と楽になります。覚悟が決まっている人は、揺さぶられなくなるからです。
なお、そもそもなぜ浮気が起きるのか、彼の気持ちをどう取り戻すのかについては、浮気した彼氏の気持ちを取り戻す方法で詳しくお話ししています。
まとめ
浮気されたあとの進め方を、並べておきます。
□ 問い詰める、責める、話し合う。この三つは関係を終わらせる方向に働く
□ 疑うなら、夜中の急な連絡・急な贈り物・画面の鍵・行事の予定・画面を伏せる、を見る
□ 証拠が出るまでは泳がせる。問い詰めると隠し方がうまくなるだけ
□ 手順1 こちらから連絡を絶つ
□ 手順2 彼が求めてきたら約束ごとを決める(次があったら別れる、を含める)
□ 手順3 彼の望みを聞く。そこに原因が隠れている
□ 手順4 手間のかかる償いをさせる
□ 手順5 許したら、二度と持ち出さない
□ 許せないなら無理に許さず、続けないほうを選ぶ
□ 嘘の癖を把握し、嘘をつく必要のない状況を作る
□ 信じるか別れるか、どちらかに決める。決めた瞬間に楽になる
浮気された事実そのものは、もう変えられません。
変えられるのは、ここから自分がどうするかだけです。
そして、それを決めるまでは、何をしても苦しいままです。