
💡 ざっくり言うと浮気は、相手が悪いかどうかとは別に、起きやすい条件がそろったときに起きます。ここでは浮気に向かう4つの条件と手の打ち方、尽くしすぎが逆効果になる理由、そして責めないことが結果的にいちばん強い武器になる仕組みをお話しします。
📋 目次
恋愛には、訴える先がありません
信じていた相手に裏切られる。これほどつらいことはありません。
ただ、ここではっきりさせておきたいことがあります。
恋愛には、決まりも裁きもありません。
やられた側は確かに被害を受けています。それでも、どこに訴え出ても何も戻ってきません。
ですから、起きてしまう前に手を打つか、起きたあとに自分で立て直すか。この二つしかありません。
そして、浮気には起きやすい条件があります。相手の人格の話ではなく、条件の話です。
浮気に向かう4つの条件
男性が浮気に向かうとき、そこには次の4つのうちのどれかがあります。
□ 1 浮気をするまでの手間がかからない
□ 2 ばれても失うものがない
□ 3 しないという覚悟がない
□ 4 彼女としての値打ちが下がった
絶対に嫌だという方は、この4つがそろいにくい相手を選ぶことです。
そして、すでに起きてしまっている方は、この中のどれが当てはまるかを見てください。当てはまるところを変えれば、彼が戻ってくる可能性が出てきます。
条件1 手間がかからない
まず、放っておいても女性が寄ってくる男性は、それだけで起きやすくなります。
□ 見た目が良い
□ 稼ぎが良い
□ 性欲が強い
□ 職場に女性が多い
理由は単純です。ほとんど手間をかけずに、その状況を作れてしまうからです。
性欲の強い男性が危ないのは、もてるための労力を、労力と感じないからです。他の人なら面倒でやめることを、平気で続けられます。
手の打ち方
身も蓋もないことを申し上げます。
女性慣れした男性、条件の高い男性を選ばないこと。これがいちばん確実です。
そういう相手を選んだのなら、そのときに覚悟を決めておくしかありません。
そしてもうひとつ。彼を必要以上にかっこよくしないでください。
服を選んであげたくなる気持ちは分かります。ただ、磨いた結果、他の女性の目に留まって寄ってこられては、何のためにやったのか分かりません。
条件2 ばれても失うものがない
次は、危なくない状況です。
□ 遠く離れていて、まず見つからない
□ 何があっても、この人は自分を振らないと分かっている
二つ目がやっかいです。安心そのものが、条件になってしまうからです。
大事にされていると分かっている。絶対に離れていかないと分かっている。その安心が、歯止めを外します。
手の打ち方
普段から、そうなったら終わりだという前提を置いておいてください。
実際に起きてから言うのでは遅いのです。何も起きていないうちから、それをやったらこの人はいなくなる、と彼に分かっていてもらう。
失うものがある状態を、先に作っておくということです。
条件3 しないという覚悟がない
三つ目は、彼の側の構えの問題です。
こういう男性は、抑えがききません。
□ 周りに「男なんてそんなもの」という価値観の友人がいる
□ とりあえず付き合ってみるか、という温度で始まった
□ 友人や同僚に、こちらを恋人として紹介しない
とくに二つ目と三つ目は、つながっています。
自分から追いかけて、やっと付き合えた男性は、簡単に壊しません。手に入れるのに払ったものがあるからです。
逆に、ほとんど何も払わずに始まった関係は、失っても惜しくありません。
手の打ち方
□ そういう価値観を口にする男性は、最初から選ばない
□ とりあえずで始めない。彼に労力をかけさせ、彼の口から言わせて始める
□ 友人に恋人として紹介してもらう
三つ目は、はっきり効きます。周りが知っているという事実そのものが、抑えになります。
条件4 彼女としての値打ちが下がった
最後は、こちら側で変えられるところです。
□ 付き合ってから体型が変わった
□ 身なりに手をかけなくなった
□ 会い方も連絡も、同じことの繰り返しになった
□ ゴミ出しを頼むなど、恋人ではなく同居人のようになった
最後の一つは見落とされがちです。暮らしの相棒になるほど、相手としての見え方は薄れていきます。
手の打ち方
□ 彼の前では、身なりに手をかけ続ける
□ 同じことの繰り返しにしない
□ 彼が冷めてきたと感じたら、こちらから距離を置く
見た目だけの話ではありません。一緒にいて居心地がいい、と感じさせられるかどうかも、値打ちのうちです。
尽くしすぎが、浮気を呼びます
ここが、いちばん意外に思われるところだと思います。
大事にされなくなる人の多くは、尽くしすぎています。
理由は、これまで何度も出てきたものと同じです。
何もしなくても自分だけを見ている相手には、失う怖さがありません。だから、外に目を向けても平気になります。
すでに尽くしすぎている方へ
思い当たる方は、急に離れてみてください。
そうすると、彼の中に執着が生まれます。
自分のものだったはずのものが、自分のものでなくなる。この感覚が、執着そのものです。
ただし、間に合わないことがあります
ここは正直にお伝えしておきます。
尽くしすぎた期間が長く、すでに彼に好きな相手ができてしまっている場合、離れても効きません。
離れて効くのは、彼の関心がまだ他へ向いていないうちだけです。
ですから、判断は早いほうがいい。他に目が向く前に、距離を取れるかどうかです。
いちばん強い武器は、許せることです
ここからが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。
裏切られたとき、強く咎めたくなります。見て見ぬふりなどできない。当然のことです。
ところが、咎め続けることは、関係を守るうえではいちばん弱い手です。
咎め続けられた人が感じること
許してもらえない相手に対して、人は二つのことを感じます。
□ この相手は、自分を脅かす敵だ
□ この相手とは、損得でつながっているだけだ
許されるまで、この感覚は続きます。そして心から通じ合っているとは思えなくなります。
許された人が感じること
逆に、許された瞬間に、こう変わります。
□ この相手は、自分を受け入れてくれる味方だ
□ この相手とは、損得を超えてつながっている
世の中の関係のほとんどは、損得でできています。その中で、損得を超えてつながれる相手は、めったにいません。
だからこそ、許せる人は貴重な存在になります。
許すことが効く、3つの場面
1 自分の値打ちを作りたいとき
彼がまだこちらに値打ちを感じていない段階で咎めると、その場で切られて、相手のほうへ行ってしまうことがあります。
咎めずにいれば、そこに値打ちが生まれます。そして彼と相手がうまくいかなくなったときに、初めて正すことができます。
2 本音で話せる関係でいたいとき
許してもらえないと分かっている相手に、人は本音を言いません。ごまかす、逃げる、言い訳する、距離を取る。そうしないと居心地が悪いからです。
咎め続けると、彼は居心地のよさを別の女性のところで得ようとします。
そうなると、次に起きるのは浮気ではありません。本気の恋愛です。
3 長く続けたいとき
敵だと思っている相手、損得だけの相手からは、もっと良い相手が現れればすぐ移ります。
損得を超えてつながっていると感じている相手には、情がわき、離れにくくなります。
それでも保証はありません
正直に申し上げます。
許しても、また裏切られることはあります。許されたことの値打ちが分からないまま、去っていく人もいます。
ただ、許せる人はほとんどいません。だからこそ、彼が戻る見込みは上がります。
周りが許せずにいることを許せるほど、その力は強くなっていきます。
なお、実際に起きてしまったあとの、具体的な手順については、浮気された後の付き合い方のほうで詳しくお話ししています。
まとめ
浮気を防ぎ、彼の気持ちを取り戻すために見るべきところを並べます。
□ 条件1 手間がかからない相手か。見た目・稼ぎ・性欲・職場環境を見る
□ 条件2 ばれても失うものがないか。安心しきらせない
□ 条件3 しないという覚悟があるか。とりあえずで始めない、友人に紹介させる
□ 条件4 彼女としての値打ちが下がっていないか。同居人にならない
□ 尽くしすぎている人ほど、大事にされなくなる
□ すでに尽くしすぎているなら、急に離れる。ただし他に好きな人ができる前まで
□ 咎め続けると、彼は敵・損得の相手と感じ、居心地を外に求める
□ 許せる人は貴重で、損得を超えた関係になる。だから戻ってきやすい
□ 許しても保証はない。それでも、許せる人のほうが可能性は高い
浮気は、その人が悪いから起きるのではありません。起きやすい条件がそろったときに起きます。
そして、条件のうちいくつかは、こちら側で変えられます。