
💡 ざっくり言うと恋愛の本の多くは「男はこういうもの」と書いています。けれど男性はひとまとめにできません。ここでは男性を分けるための4つの軸と、それぞれの見分け方、そしてタイプごとにまったく違う対処法をお話しします。同じことをしても、相手によって結果が正反対になる理由が分かります。
📋 目次
「男はこういうもの」では、うまくいきません
好きな人が何を考えているのか。自分とどう関わろうとしているのか。
これが読めるかどうかで、恋愛の結果は大きく変わります。
ところが世の中の恋愛の本には、大きな見落としがあります。
「男はこう考える」「男はこういう生き物だ」と、男性をひとまとめにしているところです。
少しでも恋愛の経験があれば、お分かりだと思います。男性にもいろいろなタイプがあり、好みも、生き方も、女性への関わり方もまるで違います。
だから、同じことをしても、相手によって結果が正反対になるのです。
思いどおりにしたい相手が現れたとき、最初にやることはその人を分けること。そしてその人に合ったやり方をすることです。
男性を分ける4つの軸
手はじめに、この4つを見てください。
□ 1 性的な関心が強いタイプかどうか
□ 2 察する力が強いか、弱いか
□ 3 押してくるアプローチか、受け身のアプローチか
□ 4 男子校系か、共学系か
どれも、当てはまる項目の数で見ていきます。ひとつずつ説明します。
軸1:性的な関心が強いタイプかどうか
ここで言っているのは、女性と関係を持つことに関心の大きな部分が向いているタイプのことです。
相手がこのタイプなら、本人が何と言っていても、好きになられているのは外見のほうだと考えておいてください。若さや、分かりやすい肩書きが理由になっていることもあります。
誠実な人もいますが、相手が短い期間で変わっていく人が多いのも事実です。
逆に言えば、見た目の整った人や、条件の目立つ人は、このタイプからばかり声をかけられるということでもあります。
反対側は、女性そのものへの関心が薄いタイプです。浮気はしませんが、時間のほとんどを仕事や趣味、男友達に使います。
見分け方
当てはまる数が多いほど、性的な関心が強いタイプです。
□ 女性に気軽に声をかける
□ 女性が喜びそうな店をよく知っている
□ 連絡がまめ
□ 服装も髪型も、手を抜かない
□ 一緒にいて楽しい
□ どの女性にも優しい
□ 周囲に「女好き」という評判がある
□ 女性向けの流行に詳しい
□ 現実でも交流サイトでも、女性の知り合いが多い
□ 過去に付き合った相手が、見た目の整った人ばかり
対処法
このタイプ:見た目を整え、女性らしく振る舞うこと。彼が積極的に来ているなら、正式な関係になるまでは身体の関係を持たないこと。そして、気持ちを確信させないことです。世の中の恋愛指南のほとんどは、このタイプを想定して書かれています。
反対側のタイプ:上の項目がまったく当てはまらないなら、居心地のよさがすべてです。彼が大事にしているもの、つまり仕事や友人や趣味を尊重し、邪魔をしないこと。仲よくなれたなら、こちらから積極的になってかまいませんし、自分から気持ちを伝えても大丈夫です。やってはいけないのは、恋愛指南にあるような、振り回す手を使うことです。
軸2:察する力が強いか、弱いか
察する力が強いというのは、「この人は本当は何を考えているのか」を常に読もうとする傾向のことです。
このタイプは、いつも相手を疑っています。たとえば集まりで胸元の開いた服を見れば、「落とすための作戦だな」と考え、打算的な人だと感じて印象を下げます。
疑いながらよく見ていて、これは本当だと思えたものだけを拾い集め、そこから相手の像を組み立てます。
その一方で、このタイプは自分の言いたいことを言えません。早く寝たいのに「もう遅いから帰って」と言えず、我慢しています。
だから、うまくいっていたと思っていたのに、ある日いきなり「もう疲れた」と言われて驚くことになるのです。
反対に、察する力の弱いタイプは単純です。誘えば「好かれているかも」と思います。その代わり、こちらの気持ちを考えない言い方をしたり、退屈な話を延々と続けたり、思い込みで的外れな贈り物をしてきたりします。
見分け方
当てはまる数が多いほど、察する力が強いタイプです。
□ 世の中で流行ると、とたんに興味を失う
□ 良いとされているものを、批評したり否定したりするのが好き
□ 奇抜な服装はせず、なるべく普通でいようとする
□ 人が歌っている間はその場を離れず、間奏のときだけ席を立つ
□ 飲み会で、飲み物が減っていると注ぎにくる
□ 「寒かったら言ってね」と先回りして言ってくることが多い
□ 人間関係の相談をすると「こういう可能性もあるかも」と別の見方を出してくる
□ 作られた善意に見えるものが苦手
□ 自分から誘うより、誘われることのほうが多い
□ ひとりでいるのを好む
対処法
察する力が強いタイプ:小手先の手は使わないでください。すべて裏目に出ます。この相手には、一貫した自分の姿を見せ続けることです。それを続けていれば、彼はその姿を本当のあなただと受け取るようになります。あわせて、「不満があったら言ってね」と常に伝えておくこと。言えずに溜め込むタイプなので、これが効きます。言ってくれたら、必ず解消してあげてください。
察する力が弱いタイプ:分かりやすい相手です。してほしいことを、そのまま口に出してくれます。そのとおりにしてあげれば満足します。気持ちを上げたいなら、よくある単純な手を試してください。すぐに効きます。
軸3:押してくるか、受け身か
押してくるタイプというのは、一度興味を持つと、一気に来る人のことです。
目の前で露骨に褒め、誘い、気持ちを伝え、高価な贈り物をし、良い店に連れていきます。
ここで、恋愛に慣れていない方や、自信を失っている方は「この人はずっとこうして大事にしてくれる」と思ってしまいます。
ところが、そうはなりません。彼らは落とすまでの熱が高いだけで、手に入ったと思った瞬間に優先順位を下げます。熱が出て、けろりと下がるようなものです。
そして、熱の高さは誠実さの証明にはなりません。同じことを、ほかの人にもしている可能性があります。
一方、受け身のタイプはこちらを狙っている気配を出しません。優しいし、楽しませてくれるし、話も聞いてくれます。
「なぜこの人はここまでしてくれるのだろう」と思うでしょう。理由は二つです。振られるのが怖くて動けない。あるいは、責任を負いたくないから動かない。
見分け方
当てはまる数が多いほど、押してくるタイプです。
□ 気に入った相手にだけ、積極的に話しかける
□ 「結婚したい」など、極端なことを早い段階で言う
□ 誰が見ても気があると分かる行動をとる
□ もともと明るい
□ 相手が傷つくことを、不用意に言うことがある
□ 駆け引きを嫌う発言をする
□ こちらが近づくと、ぐっと来るか、ぱっと離れるかのどちらか。中間がない
□ デートで手をつなぐなど、大胆な行動をとる
□ 好みのタイプを聞かれて、誰にでも当てはまる曖昧な答えは言わない
□ 好きになると、思い詰めたような行動をとる
ひとつ注意があります。察する力の強い人は、嫌われないように振る舞うため、押すタイプでもそう見えないことがあります。
対処法
押してくるタイプ:興味があるかどうかは、態度で分かります。この人は、興味のないふりをしません。来られているなら、正式に付き合うまで体の関係を持たないこと。付き合ったあとに熱が下がったら、そちらが普段の彼だと思ってください。ここでこちらの熱を上げると去っていきます。彼と同じか、それより少し低いくらいの温度で接すると、関係が落ち着きます。
受け身のタイプ:彼がしてくることを、こちらもすることです。優しくされたら優しくする。「来る者拒まず、去る者追わず」と言うなら、こちらも同じだと言う。
彼が近づいた分だけ近づいてかまいませんが、付き合うまで体の関係を持たず、こちらから気持ちを伝えるのもやめてください。半年たっても煮えきらないなら、付き合う気はありません。そこで諦めることをお勧めします。付き合えたら、周りに公表してもらうことをお勧めします。
軸4:男子校系か、共学系か
ここで言う男子校系とは、男らしく振る舞う人のことです。呼び方の都合でそう言っているだけで、実際には共学出身であることもよくあります。
このタイプにとって、女性はあくまで異性です。どこか遠い世界にいる存在として見ています。美しさに心から感動し、憧れを持っています。
本気で好きになれば、お姫さまのように大切に扱います。ただし、そうでなければひどい扱いをすることもあります。差が激しいのが特徴です。
一方、共学系は子どもの頃から女性に囲まれて育った人です。女性に憧れはありません。生活の中に普通にいる相手で、そこに夢はありません。
女性はこうあるべきだという考えは持っていませんが、人として、仲間としてどうあるべきかという考えのほうは持っています。
見分け方
当てはまる数が多いほど、男子校系です。
□ 芸能人の好みを普段から口にする
□ 「会計のときは財布を出す素振りくらいは」など、女性像へのこだわりが強い
□ 店では奥の席をゆずるなど、男らしいとされる振る舞いをしたがる
□ 夜のお店に行くのが好き
□ 下着や水着に強く反応する
□ 贈り物に花束やアクセサリーを選びがち
□ 異性として見ていない女性とは、二人では会わない
□ 女友達がいない。恋人候補か、他人かのどちらか
□ 平等や公平より、正義や優劣という言葉を好む
□ とりとめのない話が苦手
対処法
男子校系:彼が普段から口にしている理想像に、自分を寄せていくことです。男らしくあろうとする彼を、立ててあげてください。見た目や立ち居振る舞いには、とくに気を配ること。
そしてもうひとつ、大事なことがあります。知り合った時期に気に入られなければ、時間がたってから好きになられることは、まずありません。ここが共学系との大きな違いです。
共学系:友達として、仲間として居心地のよい相手になることです。話が楽しく、飽きがこず、一緒にいて疲れない。そして価値観が合うこと。
男女は対等だと考えているので、支払いは折半になりますし、女性として扱われることもありません。そこは受け入れてください。
組み合わせて考える
ここまでの4つを、ひとつずつ当てはめてみてください。
大事なのは、ひとつの軸で決めつけないことです。
たとえば、押してくるけれど察する力も強い人は、押していることを悟らせません。男子校系で性的な関心も強い人なら、最初の印象がすべてを決めます。
組み合わせて考えると、同じ行動がなぜ人によって逆の結果になるのかが見えてきます。
そして、彼に合ったやり方が決まります。
まとめ
4つの軸と、それぞれの要点です。
軸1 性的な関心が強いか
□ 強い:見た目を整える。付き合うまで体の関係を持たない。確信させない
□ 弱い:居心地のよさがすべて。こちらから動いてよい。振り回さない
軸2 察する力が強いか
□ 強い:小手先の手はすべて裏目に出る。一貫した姿を見せ続ける。不満を言わせる
□ 弱い:してほしいことを口に出してくれる。そのとおりにする
軸3 押してくるか
□ 押す:熱は落とすまで。付き合うまで体の関係を持たない。彼と同じ温度で接する
□ 受け身:彼がした分だけ返す。半年動かなければ諦める。付き合えたら公表してもらう
軸4 男子校系か
□ 男子校系:理想像に近づく。彼を立てる。最初に気に入られなければ後からはない
□ 共学系:気の合う仲間になる。特別扱いされないことを受け入れる
「男はこういうもの」と考えているかぎり、うまくいく相手と、まったくうまくいかない相手が出ます。
相手を分けてから動く。順番はこれです。