
💡 ざっくり言うと下ネタへの対処は、自分が話題の対象かどうかで正解が変わります。男性がその話をしたがる理由、対象でないときの4つの振る舞い、対象にされたときのイエローカードとレッドカードの出し方を解説します。
断っても、乗っても困る話
好きな人や気になる人から、下ネタを振られる。男友達や同僚の集まりで、その手の話が始まる。
困るのは、どちらに振っても損をしそうに見えるからです。
はっきり断れば嫌われそうだし、場の空気も壊してしまう。かといって楽しそうに乗れば、下品だと思われて、女性として見てもらえなくなるかもしれない。
ここで大事なのは、「あなたがその話の対象になっているかどうか」で、正解がまったく違うということです。
□ 対象でない場合……数人で話していて、その場にたまたまあなたがいる
□ 対象である場合……あなたに直接、性的なことを聞いてくる
この2つを分けて考えると、やることがはっきりします。
男性がその話をしたがる理由
まず、相手の側で何が起きているのかを知っておいてください。
多くの男性が、話題のひとつとしてこれを選びます。理由はいくつか重なっています。
□ 自分でも制御しきれない強い欲求が絡む話だから
□ 女性という、自分にはよく分からない相手についての話だから
□ 世の中でタブーとされている、秘密めいた話だから
そのうえで、彼らはこんなことを求めています。単純に好奇心を刺激されている。自分の感覚が周りと同じかどうか確かめたい。あるいは「自分は女性をよく知っている」と見せたい。
あなたの反応そのものが、関心の対象です
ここが、いちばん知っておいてほしいところです。
その場にいる女性がどう反応するかは、男性にとって興味の一部になっています。
どこまで話してよいのか。どこまで乗ってくるのか。探られているのです。
そしてもうひとつ。タブーとされる話を一緒にできるということは、その女性が自分たちに心を許している証でもあります。だから彼らは、話が通じる相手かどうかを見ています。
つまり、拒絶が嫌われる理由も、乗りすぎが損になる理由も、ここから説明がつきます。
あなたが対象でないときの4つの振る舞い
嫌われず、悪ノリに巻き込まれず、それでいて女性として見られ続ける。この3つを同時に満たすやり方があります。
① 目立たない
これが基本です。
真っ向から否定すると、あなたは「仲間ではない人」「心を許していない人」になります。そして場がしらけます。
積極的に参加すると、今度は女性らしさを感じてもらえなくなります。価値の低い相手、恋愛の対象外と見られる可能性が上がります。
どちらにも振り切らない。そのために、目立たないことを選んでください。
② 背伸びをしない
自分が言っていて不快になること、つらくなることは口にしないでください。
その場を無理に合わせて乗り切ると、どうなるか。彼らは「この人はこの程度なら平気だ」と受け取ります。そして次の機会には、もっと際どい話になります。
一度上げた基準は、下げられません。毎回つらい思いをしながらその集まりにいることになります。その日を乗り切ることより、次の回のほうが大事です。
③ 自分の話をしない
これが分かれ目になります。
自分の話をした瞬間から、あなたが話題の対象になります。そうなると、次の章で書くとおり、場を保つのが急に難しくなります。
話に加わるのはかまいません。ただし自分のことは出さない。ここは線を引いてください。
④ その場の基準より、少し下で合わせる
そのうえで、ついていく加減の話です。
この種の話の基準は、集まりによってまったく違います。ひどいところもあれば、女性の多い職場のようにほとんど出てこないところもあります。
ですから絶対的な正解はありません。いまいる場所の基準を見て、そこより少し控えめに合わせる。これがちょうどよい位置です。
理由もはっきりしています。
□ 基準と同じか、それを超えると……女性らしさを感じてもらえなくなる
□ 基準より下すぎると……お高くとまっていると思われる
少し下。この一点だけ覚えておいてください。
あなたが対象にされたとき
その場に長くいると、何度かあなた自身が話題にされることがあります。
このとき、相手の目的はだいたい2つです。
目的① 快楽のため
一部の男性は、あなたの性的な部分を知ること自体で興奮します。そして、あなたが嫌がる顔を見ることでも興奮します。
本人が「純粋に興味があるだけ」と言っていても、この要素は入っています。週刊誌やテレビの構図と同じです。
目的② あなたへのアプローチ
もうひとつは、体の関係を持ちたいと思っていて、その入り口にしている場合です。
恋人として付き合いたいと思っていることもあれば、体の関係だけを望んでいることもあります。この段階では区別がつきません。
ここからは、場を保つのが難しくなります
対象にされると、途端に扱いにくくなります。理由があります。
「場をしらけさせるなよ」という空気を盾に、あなたの私生活を聞いてくるからです。断ると、あなたのほうが悪いという形になる。だから答えにくいのです。
イエローカードを、最初に出す
最初が肝心です。
たとえば「何人と付き合ったの?」といった立ち入った質問が来たら、その一回目で線を引きます。
□ 「ちょっと分からない」
□ 「それは秘密」
□ 「その話にはついていけない」
□ 「聞き手に回らせて」
大事なのは、このとき笑顔で言うこと。言葉の内容は断りでも、態度が柔らかければ場は壊れません。拒絶ではなく、線引きとして伝わります。
それでも続くなら、レッドカード
配慮のない人や、あなたの反応そのものを楽しんでいる人は、ここでも止まりません。
そうなったら、その場はもう制御できません。無理に何とかしようとしないでください。
やることは2つです。
まず、一度席を外す。お手洗いに立つなどして、場の空気が変わるのを待ちます。
それでも変わらないなら、その輪から離れる。「用事がある」で十分です。理由を作ることに気を使う必要はありません。
一対一で言われたとき
集まりの中ではなく、個別のやりとりで振られる場合もあります。
このときは、そこから無視してかまいません。
遠慮する必要はありません。はっきり示されるまで気づかない人が、実際にかなりいます。やんわり流しているだけでは、伝わらないのです。
そのあとの戻し方
ここからが、この記事で本当にお伝えしたいところです。切って終わりにはしません。
□ 相手が謝ってきたら、許してあげてください
□ 謝ってこなくても、その話をしてこないなら、次に会ったときは普通に話してかまいません
□ それでもまた言うなら、その人との雑談には加わらないようにします
一度線を引いて、そのあと水に流す。この順番だと、関係を壊さずに扱いを変えられます。
まとめ
この問題は、その場をしのげばいいという話ではありません。
考えるべきことは3つあります。その集まりに長く仲間としていられること。軽く扱われないこと。そして恋愛の対象でありつづけること。
そのための手順がこれです。
□ 自分が対象かどうかで、やることが変わる
□ 対象でないなら、目立たない・背伸びしない・自分の話をしない
□ その場の基準より「少し下」で合わせる
□ 対象にされたら、最初の一回で笑顔のまま線を引く
□ 止まらないなら席を外し、それでも変わらなければその場を離れる
□ 一対一なら無視してよい。示さないと気づかない人が多い
□ 相手が改めたら、そのあとは普通に接する
ひと言でまとめると、こうなります。
目立たず、否定せず、無難にこなす。ひどいときははっきり示して、そのあと水に流す。
断るか乗るかの二択に見えますが、実際にはその間に、ちょうどよい立ち位置があります。