恋愛は「利益」と「負担」のバランスで決まる──社会的交換理論から考える愛される方法
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人は、どのような心理で人と付き合うのでしょうか。
その答えの一つとして、心理学には「社会的交換理論」という考え方があります。
人は人間関係から得られる利益(報酬)と負担(コスト)を無意識に比較し、その関係を続けるかどうかを判断する傾向があるという理論です。
恋愛は損得勘定だけで成り立つものではありません。
しかし、人は誰でも無意識のうちに、「この人と一緒にいると幸せか、それとも苦しいか」を感じながら恋愛をしていると、私は考えています。
恋愛における利益とは何でしょうか。
居心地の良さ、安心感、自分の価値観を理解し尊敬してくれること、一緒にいて楽しいこと、癒やしや性的魅力などがそれに当たります。
反対に、ダメ出しや束縛、過度な要求、喧嘩、精神的な負担、結婚へのプレッシャーはコストになります。
どれほど好きな相手でも、利益より負担のほうが大きく感じられる状態が続けば、人は少しずつ距離を取りたくなるかもしれません。
恋愛相談を受けていると、「彼のためを思って言っているんです」という女性は少なくありません。
しかし、その言葉が彼にはダメ出しとして伝わり、恋愛そのものが負担になってしまうことがあります。だから私は、相手の価値観を認め、居心地の良い存在になることを勧めています。
特に容姿にあまり自信がない女性が片思いをしている場合、自分が彼に与えられる利益を意識すると良いと思います。
私がお勧めしたいのは、彼にとって絶対的な味方になることです。
実は世の中には、ありのままの自分を受け止め、どんな時でも味方でいてくれる存在はそう多くありません。仕事では評価され、友人とは競争し、家族から期待されることもあります。
そんな中で、「私は,そのままのあなたを理解し、応援する」という姿勢を一貫して示せる女性は、とても希少な存在です。
そのような貴重な存在になることで、あなたは彼にとって「手放したくない女性」となり、恋愛対象としての価値を大きく高めることができるのです。
もちろん、人の心は計算機ではありません。利益が少なくても離れられない恋もあれば、大きな負担があっても愛し続けることもあります。
それでも、多くの恋愛を見てきた経験から言えば、利益が積み重なる関係は長続きしやすく、コストばかりが積み重なる関係は壊れやすい傾向があります。
恋愛をうまくいかせたいのであれば、「どうして相手は分かってくれないのか」と考えるより、「自分は相手にとって利益の大きい存在だろうか」と問いかけてみてください。
少し冷たく感じるかもしれませんが、
その視点が、謙虚さを生み、恋愛を長く幸せに続ける第一歩になると、私は考えています。
