「手に入らない距離」になれば解決するのか?
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恋愛相談でよく聞く言葉があります。
「彼は別れたいわけではなさそう。でも全然大切にしてくれない」
連絡は来る。会えば普通に優しい。けれど、以前のような情熱や愛情は感じない。
この矛盾した状態を、ぐっどうぃる博士は「手に入った距離」という考え方で説明しています。
男性は、価値のある女性を失いたくないと思います。
しかし同時に、その女性が「いつでも手に入る存在」になると、恋愛感情は徐々に眠っていきます。
ここで大切なのは、
「失いたくない」と「大切にしたい」は必ずしも同じではない
ということです。
人は当たり前に存在しているものの価値を見失いがちです。恋愛も例外ではありません。
「手に入らない距離」になれば解決するのか?
博士理論を知った人の中には、「じゃあ距離を置けばいい」「沈黙すれば彼は戻ってくる」と考える人もいます。
しかし、実際はもっと複雑です。
なぜなら、
手に入らなくなっただけでは、人は追いかけないからです。
追いかけるのは、価値があると感じているものだけです。
興味のない店が閉店しても何も思いません。
でも、お気に入りの店が閉店したら、「もっと行けばよかった」と感じます。
違いは距離ではなく価値です。
なぜ「尽くした女性」の沈黙は効くのか
沈黙を勧めることが多いのは、「居心地の良かった女性」です。
なぜなら、その女性はすでに価値を持っていることが多いからです。
彼にとって、
- 癒しを与えてくれた
- 支えてくれた
- 優しく接してくれた
- 自分の味方でいてくれた
そんな存在だった。
問題は価値がなかったことではなく、
価値のある存在が、当たり前になりすぎたことなのです。
この場合、突然その存在がいなくなると、彼は初めて失ったものの大きさに気づくことがあります。
だから沈黙が機能するのです。
沈黙しても効果が薄いケース
一方で、
- 喧嘩ばかりだった
- ダメ出しばかりしていた
- 一緒にいると疲れる
- 信頼関係がなかった
という関係の場合は話が違います。
彼の記憶の中に残っているのが「苦痛」や「ストレス」なら、距離を置かれても執着ではなく解放感が生まれます。
その場合、
「手に入らなくなった」
よりも
「やっと自由になれた」
が先に来るでしょう。
元彼が戻るかどうかの本質
復縁でも同じです。
元彼が戻ってくるのは、あなたが消えたからではありません。
彼にとって価値のある存在が消えたからです。
一緒にいて安心できた。
自分を理解してくれた。
楽しい時間を共有できた。
そんな価値があったからこそ、不在を感じるのです。
「手に入らない距離」とは恋愛感情を増幅する装置であって、価値そのものを作り出す装置ではない。
価値のある人が離れるから惜しくなる。
価値を感じていない人が離れても、ただ遠ざかっただけです。
だから本当に考えるべきなのは、
「どうすれば彼に追わせられるか」ではありません。
「彼にとって私は何を失う存在だったのか」です。
そこを正しく理解することが、復縁でも恋愛でも最初の一歩なのです。
