
💡 ざっくり言うと思わせぶりな言動に惑わされる前に、判断の基準を持っておいてください。連絡・行動の場面ごとに、脈ありと言えるもの、言えないもの、そして危険なサインを分けて解説します。
思わせぶりに惑わされる前に
気になっている彼のちょっとした言動が、いちいち気になる。脈ありなのか、そうでないのか。
ここで都合よく読んでしまうと、あとで大きく傷つきます。
大事なのは、場面ごとに、判断の基準を先に持っておくことです。
以下、迷いやすい場面を順に見ていきます。脈ありと言えるもの、言えないもの、そして危ないものに分けて整理しました。
連絡編:この返信は脈ありか
① 連絡先を交換して、すぐ連絡が来た
判断の基準は、ひとつだけです。
具体的な誘いが入っているかどうか。
出会ってすぐ連絡が来て、そこに食事などの具体的な誘いがあれば、興味を持たれていると考えてかまいません。
もうひとつ、時間の目安もあります。
どれだけ連絡が苦手な人でも、気になる相手には、たいてい2週間以内に連絡してきます。
逆に言えば、出会ってから2週間経っても何もないなら、脈なしと考えて差し支えありません。
お礼だけが来た場合
誘いはないけれど、「今日はありがとう、楽しかったね」というお礼だけが届いた。ここが、いちばん迷うところです。
考えられるのは、次のどれかです。
□ 人付き合いを大切にする人で、交換した相手全員に送っている(社交辞令)
□ とりあえず送っている(つないでおきたいだけ)
□ あなたの友人の連絡先が目当て
ですから、連絡が来たというだけで脈ありと考えないでください。
見るべきなのは、こちらです。
なぜ彼は、誘ってこないのか。
興味があるなら、誘わない理由がありません。連絡の有無ではなく、誘いの有無で見てください。
② 既読のまま返事が来ない
やりとりが続いていたのに、あるときから返事が来なくなった。
理由は、実にさまざまです。
□ 忙しい/疲れている
□ 返信が面倒
□ あとでゆっくり返したい
□ こちらの気を引きたい
□ 既読をつけたことが返事のつもり
□ 会って話せばいいと思っている
□ 絵文字だけなので中身を見ていない
□ 内容が面倒で、見なかったことにしたい
□ そもそも連絡をあまり確認しない
□ 興味がない/距離を置きたい
このとおり、興味がない場合もあれば、駆け引きとしてわざとやっている場合もあります。一回では判断できません。
ですから、期間で判断してください。
無視を続けるということは、不安になっているはずの相手の気持ちに、寄り添うつもりがないということです。それは結局、関心がないのと同じです。
1週間以上続くようなら、脈なしと考えて切り替えてください。
③ 自分の好きなものをすすめてくる、自分の話を始めた
たとえば、こういう連絡です。
「この前行った店、すごくよかったよ。一度行ってみて」
「映画好きなんだね。おすすめ紹介しようか」
「今の環境に甘えてると思ったから、あえて厳しいほうを選んで転職したんだ」
これは脈ありと考えてかまいません。
理由があります。こうした話は、選ばれるための自己アピールだからです。興味のない相手に、自分の価値観や生き方を語る人はいません。
ここでの正しい返し方もお伝えしておきます。
「すごいね」と褒めるのは当然として、そこからさらに話を引き出してください。もっと聞かせてもらう。それだけで、彼の中の好感度は上がります。
④ 会って間もないのに「かわいい」を連発する
これは、脈ありではなく注意すべきサインです。
まだよく知りもしないうちから、会話に「結婚」という言葉を出してくる。「本当にかわいいよね、今度どこか行こう」と褒めながら、積極的に誘ってくる。
この場合、体だけが目的である可能性が高くなります。
気持ちを高める言葉——かわいい、きれい、運命を感じた、結婚しよう——を軽々しく使う人は、たいていその場の欲求で動いているだけです。
最初からなれなれしい相手には、気をつけてください。熱量の高さは、好意の深さとは別のものです。
行動編:この振る舞いは脈ありか
① よく体に触れてくる
相手の体に触れるのは、嫌われる危険がある行為です。本来、どんな人にとっても勇気が要ります。
ところが、相手の気持ちを読める一部の男性は、自分を好きだと分かっている相手にだけ触れます。嫌われないと確信できているからです。
そのとき彼の中で起きているのは、こういうことです。
「まだ俺のこと好きだよね?」と距離を測り、気持ちを確かめている。
そして同時に、恋人のように振る舞うことで、こちらをさらに好きにさせてもいます。
ですから、触れてくるからといって脈ありとは判断できません。むしろ、気持ちが伝わってしまっている証拠であることもあります。
② 下ネタを言われる
これは、あなたが話題の対象になっているかどうかで意味が変わります。
対象になっていない場合
数人で話していて、その場にいるだけ。この場合、彼は好奇心を刺激されていたり、自分の感覚が周りと同じか確かめたかったり、女性をよく知っていると見せたかったりします。
脈ありかどうかは、ここでは判断できません。
ただし、振る舞い方には正解があります。真っ向から否定すると、心を許していない人として場が冷えます。逆に積極的に参加すると、女性らしさを感じてもらえなくなり、恋愛の対象から外れます。
目立たず、自分の話はせずに聞く。これが安全な位置です。
対象になっている場合
あなたに直接聞いてくる場合、目的は2つです。その場の快楽か、あなたへのアプローチか。
体の関係を持ちたいとき、その入り口として使われることはよくあります。ですから、脈ありの可能性はゼロではありません。
ただし、話がひどくなると手がつけられなくなります。
立ち入った質問が来たら、最初の一回で「ちょっと分からない」「それは秘密」と線を引いてください。
それでも止まらなければ、一度席を外し、場の空気が変わるのを待ちます。変わらなければ、「用事がある」と言ってその場を離れてかまいません。
③ 優しいけれど、誘ってこない
体調を崩したときに気づかってくれる。何かと気にかけてくれる。いつもとても優しい。それなのに、二人で出かける話にはならない。
判断の基準は、はっきりしています。
男性は、気になる相手には必ず何らかの行動を起こします。食事に誘う、おすすめを教える、催しに誘う。もっと知りたいと思っていれば、必ず何かしてきます。
ですから、どれだけ優しくても、具体的な誘いがないなら、好きにさせたいだけの可能性が高いのです。
確かめる方法
どうしても知りたいなら、こちらから一度だけ誘ってみてください。「今度、どこか行きませんか」程度で十分です。
そして、返事の形で判断します。
□ 「いいですね、都合が合えばぜひ」……はぐらかしです。いまのところ好きにさせたいだけ
□ 具体的な日時を出してくる……脈あり
もうひとつ、覚えておいてほしい言い回しがあります。
こちらの気持ちに気づいたとき、彼がこう言うことがあります。
「自分は草食系だから」
「恋愛では自分から行かないタイプで」
「元カノが忘れられなくて」
「恋愛はしばらくいいかな」
これらは、好意がないときの言い訳であることがほとんどです。そのまま受け取って待ち続けないでください。
④ 奥手で、何を考えているか分からない
もともと女性が苦手そう、女性の気配がまったくない。このタイプは、いちばん読みにくい相手です。
ただ、好意があるときの行動には傾向があります。
□ 気がつくと、そばにいる
□ 目が合う(こちらを見ている)
□ 他愛のない話でも聞いてくれる
□ なぜかお菓子をくれる
□ 話を合わせてくる
□ 「いいね」「そうだね」と受け止める相づちが多い
□ 前の会話をしっかり覚えている
□ さりげなく体調を気づかう
□ 他の男性と話していると、引き返してくる
□ 他の男性と話していると、会話に入ってくる
いくつも当てはまるなら、脈ありの可能性は高いと考えてよいでしょう。奥手な人ほど、行動のほうに出ます。
⑤ 前に話したことを覚えていてくれた
よくあるご相談です。「以前話したことを覚えていてくれました。これは脈ありですか」と。
残念ながら、これだけでは脈ありとは言えません。
営業職や接客業の方、もともと社交的な方にとって、相手の話を覚えておくのは難しいことではありません。そうでなくても、他の人の話も同じように覚えている可能性があります。
見るべきなのは、「あなただけかどうか」です。
□ 旅行のおみやげを、あなたにだけ買ってきた
□ 他の人にはほとんど話しかけないのに、あなたにだけは自分から話しかける
特別扱いがあるかどうか。ここで初めて、脈ありの可能性が高まります。
脈ありと判定したあと、やってはいけないこと
ここが最後で、いちばん大事なところです。
脈ありだと感じても、こちらから好意を強く出したり、告白したりしてはいけません。
目指すのは、彼のほうから告白してもらうことです。そのために動く、という順番を崩さないでください。
脈なしだった場合
逆に「脈なしかもしれない」と分かっても、諦める必要はありません。
ただし、その彼ひとりに執着しないでください。片思いは続けながら、他の出会いにも目を向けておく。
そうしているうちに、状況のほうが急に変わることがあります。片思いにかぎらず、ひとりに集中しすぎないほうがうまくいくことのほうが多いのです。
そして、片思いでいちばん大事なことを、もう一度書いておきます。
こちらの気持ちを、気づかせないこと。
すでに伝わってしまっているなら、少し距離を置いて、他の人とも交流しながら続けてください。それが、いちばん現実的な立て直し方です。
まとめ
判断の基準をまとめます。
脈ありと言えるもの
□ 具体的な誘いがある/2週間以内に連絡が来た
□ 自分の好きなものをすすめる、自分の話を始める
□ 誘ったら具体的な日時を出してくる
□ 奥手な人の、行動に出る好意
□ 「あなただけ」の特別扱いがある
これだけでは判断できないもの
□ お礼の連絡だけが来る
□ 体に触れてくる
□ 前の話を覚えている
□ 優しいが、誘いがない
脈なし、または注意すべきもの
□ 2週間経っても連絡がない
□ 1週間以上、返事が来ない
□ 会って間もないのに褒め言葉と結婚の話を連発する
□ 「草食系だから」「元カノが忘れられない」などの言い訳
迷ったときは、言葉ではなく、彼が誘ってきているかどうかで見てください。それがいちばん外れません。