
💡 ざっくり言うと片思いの彼が転勤することになったとき、いちばんやってはいけないのが告白です。離れる前にやること、送別会での振る舞い、離れたあとの連絡の返し方、そして半年で判断する基準まで、時系列で解説します。
最後だから、と告白してはいけない
気になっている彼が、遠くへ転勤することになった。
もう会えなくなるかもしれない。伝えるなら今しかない。そう思って告白したくなります。
ですが、これがいちばんやってはいけない行動です。
理由ははっきりしています。片思いを実らせるうえで最も大事なのは、こちらの気持ちを彼に悟らせないことだからです。
気持ちが伝わり、彼が距離を置くようになる。そのまま終わってしまう。この形は、決して珍しくありません。
目指すのは、こちらから告白することではありません。彼のほうが好きになり、彼から告白してくる。その流れを作ることです。
転勤までまだ時間があるなら、ここから書くことを順番にやってみてください。
彼が行ってしまう前にやること
残された時間で、彼の中でのあなたの価値を最大限まで高めておきます。ここでどれだけ積めたかが、離れたあとすべてを決めます。
やることは3つです。
□ 仕事に打ち込んでいる姿を見せる
□ 見た目の印象を、いつも以上に整えておく
□ 共通の趣味や話題で盛り上がる
とくに3つめがおすすめです。楽しかった記憶は、離れたあとに「また話したい」という気持ちとして残ります。連絡する口実にもなります。
言ってはいけない言葉
ここで、ひとつだけ気をつけてください。
二人で話す機会があっても、「もうすぐ行っちゃうなんて、寂しくなるな」という言葉は絶対に出さないでください。
これを言った時点で、気持ちが伝わります。
本心では、当然とても寂しいと思います。それでも会話の場では、同僚のひとり、友人のひとりという立場を崩さないでください。
送別会での振る舞い方
送別会がある場合、方針は意外に思われるかもしれません。
行かない。もしくは、一次会で切り上げる。
名残惜しさから幹事を引き受けたり、二次会、三次会まで残ったりするのはやめてください。最後まで残る人は、気持ちが分かりやすく出ます。
二人で出かける関係なら、「食事でも行こうか」という話が出るかもしれません。彼から誘われた場合は、断らずに行ってかまいません。
ただし条件があります。
□ 会っている間は、価値を高めることに集中する
□ 最後は早めに切り上げる
□ 最後だからと雰囲気に流されて、関係を持たない
最後の項目は、絶対に守ってください。ここで一線を越えると、それきりになる可能性が高くなります。
何を話し、どう別れるか
話題は、彼のこれからのこと、新しい職場のこと、これまでのお礼にしてください。
そして、「寂しい」「行かないで」は言わない。最後は、さわやかに送り出します。
こうすると、彼の側にこういう感覚が残ります。
「あれ、あの子は俺のこと何とも思っていなかったのかな」
この引っかかりこそが、離れたあとに効いてきます。すっきり終わった相手のことを、人は意外と考え続けます。
共通の知人にも言わない
もうひとつ、忘れられがちなことがあります。
彼を知っている人には、誰にも気持ちを話さないでください。
遠く離れていても、高い確率で本人に伝わります。
これは片思い全般に言えることですが、共通の友人があなたの気持ちを知っていると、よかれと思って手助けをしてくれます。そして、それが二人を遠ざけます。
もし友人から彼をどう思うか聞かれたら、こう答えておいてください。
「人としてすごく尊敬してる」
「一緒にいて楽しい人だよね」
人としての好意にとどめる。これで十分です。
離れたあとの連絡の扱い
彼が行ってしまったあと。連絡先は知っています。
それでも、まずは彼から連絡が来るのを待ってください。自分から送るのは絶対にやめます。
しばらくは来ないと思っておいてください。新しい環境に慣れるまで、彼も必死です。来ないことに意味はありません。
連絡が来たときの返し方
ここが、いちばん多くの人が失敗するところです。
彼の熱量より、少し控えめに返してください。
たとえば、彼から「久しぶり!元気だった?」と届いたら、返すのはこの程度です。
「久しぶりー。元気だよ!」
やってはいけないのが、こちらです。
「連絡すごく嬉しい!元気にしてる?あれからいろいろあってね……」
待っていたぶん、うれしくて長くなります。そして、その一通で気持ちが伝わります。
もうひとつ。返信は、少し時間を置いてください。すぐ既読にしない。1日遅らせてもかまいません。
久しぶりに連絡が来た友人のひとり。その感覚で返すのが、ちょうどよい温度です。
遠距離の片思いは、たいていこの場面で気持ちが伝わってしまいます。念願の連絡だからこそ、気をつけてください。
会いに行ってはいけない理由
会えないのは、本当につらいものです。
実家が近いから、友人が住んでいるから。理由をつけて会いに行きたくなります。
ですが、これは避けてください。「重い」と受け取られる可能性が高いからです。
まずは連絡で薄くつながっている状態を保ち、彼が「会おう」と言うまで、こちらからは動きません。
彼の近くに行く機会があったら
用事があって彼の住む地域に行くことになった場合も、事前には伝えないでください。「会いに来たのかな」と思われると、そこで重さが出ます。
伝えるなら、行った当日です。
そして、「会いたいな」ではなく、事実だけを伝えてください。
「今、○○に来てるよー」
あるいは、交流サイトに写真を上げるだけでもかまいません。そのうえで、彼の反応を見ます。
彼から「こっちに来てたんだ」と返ってきたら、そこで初めて会える理由を出します。
「実は友達が近くに住んでて」
「前から気になってた場所があって」
順番が大事です。彼が反応してから理由を出すと、自然な流れになります。
半年で判断する
会えない間、不安は尽きません。連絡が来ないかもしれない。向こうで恋人ができるかもしれない。
この時期にできる、いちばん大事なことがあります。
会えない間に、自分を磨いておくこと。
次に会ったとき、彼が驚くほど変わっていれば、それだけで彼の中の印象は書き換わります。会えない時間は、そのための準備期間です。
連絡が来ない場合
転勤後に連絡が来るかどうか、「会おう」という言葉を引き出せるかどうかは、離れる前にどれだけ価値を積めたかで決まっています。
楽しかった記憶があるか。ふと思い出したときに、連絡しやすい相手になっているか。ここにかかっています。
そのうえで、目安をお伝えします。
半年待っても連絡が来ないなら、彼の中で価値を高めきれなかった、ということです。
まだ方法がないわけではありません。彼が元の職場に来る機会に、驚くほどきれいになって会う。これは効果があります。
ただし、そういう機会はそう頻繁には訪れません。
ですから、半年で連絡がなければ、自分磨きを続けながら機会を待ちつつ、彼以外の選択肢にも目を向けておいてください。彼だけに賭けない、という意味です。
会えることになったら
連絡を取り合うようになり、彼から「会おう」と言ってもらえたら、その誘いには乗ってかまいません。
会うときに意識するのは、ひとつだけです。
居心地のよさ。
彼が手をつないできたら、そのままでかまいません。「今日は楽しかった」と言われたら、同じくらいの言葉で返してください。「私も楽しかった。時間を忘れちゃった」くらいです。
彼から近づいてくるなら、それに応じてかまいません。
ただし、越えてはいけない線
彼より熱量が高くなってはいけません。念願のデートで舞い上がって、こちらが先走る。これが最後の落とし穴です。
作るべき構図は、あなたが彼を好きにさせている状態です。ここは最後まで崩さないでください。
そして、次の2つは必ず守ってください。
□ どんな場合も、こちらから告白しない
□ 正式に付き合うまで、関係を持たない
彼がそうしようとしたら、「付き合っていない人とは、そういうことはできない」とはっきり断ってください。
彼が告白してきた場合も、その日のうちに関係を持つのはやめておきます。正式に付き合うことになってから、少しずつ深めていくほうがうまくいきます。
まとめ
片思いのまま遠距離になると、不安しかないと思います。ですが、まだ十分に可能性はあります。
順番はこうです。
□ 「最後だから」で告白しない。気持ちを悟らせない
□ 離れる前に、仕事・見た目・共通の話題で価値を積む
□ 「寂しくなるな」は言わない。同僚のひとりとして接する
□ 送別会は行かないか一次会まで。さわやかに送り出す
□ 共通の知人にも気持ちを話さない
□ 離れたあとは、彼から連絡が来るまで待つ
□ 来たら、彼より少し控えめに。返信も少し遅らせる
□ 自分から会いに行かない。近くに行くなら当日、事実だけ伝える
□ 会えない間は自分を磨く
□ 半年連絡がなければ、他の選択肢にも目を向ける
□ 会えたら居心地のよさに徹し、告白も一線も越えない
目指すのは、ただの友人から始めて、彼のほうがだんだん好きになり、彼から告白してくるという流れです。
勝負は、彼が行ってしまう今日から半年から1年です。
最後にひとつだけ。連絡先を知っていると、我慢しきれずに送ってしまう夜が必ず来ます。お酒が入っているときは、とくに危ないと思っておいてください。