
💡 ざっくり言うと卵白洗顔は、肌の自然な機能を引き出し、シミやシワを改善する効果があります。高級化粧品に頼らず、自然な美容法で美肌を手に入れる方法を紹介します。
世界に通用するLOHASな美容法
世界中どこへ行っても新鮮な卵と水さえあれば、洗顔・保湿・整肌ができてしまうという魔法のようなスキンケア術、「卵白洗顔」。この美容法の魅力について、発案者である白河三來先生に語っていただきました。
私の青春時代はバブル期でしたので、みんながブランド化粧品に走り、より高級感のある、高機能な化粧品を求めていました。しかし、実際に40代・50代を迎えてみてわかったことは、必ずしも高級な化粧品が良い結果をもたらすわけではないということです。ブランド化粧品を使って来た友人たちがシミやシワに悩まされ始める時期に、私は肌年齢20代をキープしていられる。これは必ずしも、生まれ持った資質の問題ではありません。
実は、遺伝子検査をしてみたところ、私は細胞内・細胞外ともに酸化しやすく、老化しやすい遺伝子をもっていることがわかりました。「それなのに、なぜ?」とお医者さまにも首をひねられたのですが、内側からは食べ物の選択と排泄に気をつけてきたこと、外側からは卵白洗顔を続けて来たことが大きいと思います。「高いもの=良いもの」ではない、リーズナブルでも効果のある美容法があると、年齢を重ねてみて実証されたのが今、50代なのです。
卵白洗顔の魅力と可能性
今までの美容法は…
今までは、与える美容法ばかりが注目されて来ました。ですから、ヒアルロン酸、プロテオグリカン、EGFなど注目の新成分を肌から摂り入れることにやっきになって来たわけです。
ところが、お肌は本来、栄養を摂り込むための器官ではありません。効果はおのずと知れています。そして、これでもかこれでもかとお肌を保護してやることは、実はお肌を甘やかしていることにほかなりません。高級なクリームやしっとりタイプの化粧水などをつけることによって、お肌が自分から皮脂を出す力を奪ってしまっていたのです。
なぜ「卵白洗顔」が本質美容なのか?
卵白洗顔は汚れを落としますが、合成界面活性剤と違い、皮脂を取りすぎることがありません。また、pH7.5と弱アルカリ性のため、酸性の皮脂の分泌を促す作用があります。(実は、弱酸性の洗顔料を使ってしまうと皮脂は分泌されにくくなり、乾燥肌の原因になります。)
また、硫黄が含まれていて、自然な角質除去の作用がありますから、ゆるやかなピーリング効果もあるのです。
つまり、肌本来の機能〜自分から皮脂を分泌することによって殺菌・保湿を行い、ターンオーバーの周期に従って、古い角質層を排出していく働き〜をうながしてくれる、厳しくもやさしいコーチのような存在をつとめてくれるのが卵白です。お肌の自活力をよみがえらせてくれる嬉しい助っ人なのです。
歴史に裏付けられた卵白の効能
最新の美容成分は、画期的な効果があるかもしれない。でも、20年後、30年後はどんな影響があるのかわからないのが本当のところです。ところが、この卵白はパック材として、長い歴史を誇っています。江戸時代の美容書にも卵白を寝る前に塗って、翌朝洗い流せばお肌がつるつるになる」とありますし、ヨーロッパでもホームメイド・コスメを代表するパック材として親しまれています。
順天堂大学大学院 加齢制御医学講座 協力研究員のダニエラ・シガさんはルーマニアの方ですが、やはり卵白をパックとして使っていたそう。お母様はこってり感のある卵黄を、お嬢さんはさっぱり感のある卵白をそれぞれパック材として使用していたそうです。ひとつの卵を親子で使い分けるなんて名案ですね!
また、卵白は民間療法の世界では、やけどや傷の痕を残さないすぐれた治療薬として長い間使われて来ました。今でも、角界では怪我をした時に、卵殻膜を貼って治療するそうですよ。
まだまだ未知数、卵白の効能
そんなわけで、卵白洗顔の効果は人によって違いますが、今まで報告があっただけでも、「シミがうすくなった」「シワが減った」「色白になった」「しっとりした」「キメが整った」「頑固な乾燥肌が治った」「ニキビが治った」「アトピーが改善された」などなど、枚挙にいとまがないのです。
卵殻膜にはコラーゲンⅢ型細胞を活性化する働きがありますし、科学の進歩に従って、これからも新たな効能が発見されるかもしれませんね。ヒヨコという生命を育むためのシェルターである卵、未知の可能性を秘めた小宇宙として限りない魅力を感じます。
恋の教訓
肌のケアには、自然の力を利用することが大切です。高級品に頼らず、自分の肌を信じてケアすることで、長く美しい肌を保つことができます。
