好きなのにセックスしたくない理由と解消法

パートナーを愛しているのにセックスしたくないと感じる理由を解明し、セックスレスを解消する方法を紹介。恋人としての関係をより深めるための具体的なアドバイスを提供します。

好きなのにセックスしたくない理由と解消法

💡 ざっくり言うと「彼は好きなのに、その気になれない」。これは愛情が減ったからではなく、関係が次の段階に進んだサインであることがほとんどです。そうなる4つの理由と、彼をもう一度異性として見るための7つの方法を解説します。

「好きなのにしたくない」は、珍しいことではありません

彼のことは大好きだし、これからもずっと一緒にいたい。手をつなぐのも、隣で眠るのも心地いい。

それなのに、その先に進む気持ちにだけはなれない。

この悩みを抱えている方は、思っているよりずっと多くいます。そしてほとんどの場合、愛情が減ったからではありません。

まずは、なぜそうなるのかを知ってください。理由がわかると、対処の仕方も見えてきます。

したくないと感じてしまう4つの理由

□ ① 二人の距離が近すぎる
□ ② 彼を異性として見られなくなっている
□ ③ 単純に疲れている
□ ④ ふれあいだけで満たされている

① 二人の距離が近すぎる

付き合いが長い、知り合ってからの年月が長い、一緒に暮らして数年経つ。こうしたカップルほど、この悩みを抱えやすくなります。

理由は単純で、彼が「恋人」ではなく「家族」の位置に移動しているからです。兄弟や身内のような関係になっていると、そもそもそういう関係になること自体に違和感が出てきます。

心を許して安心していられるのは、カップルとして理想的な状態です。ところがその居心地のよさが、そのまま「恋人に見えない」につながる。ここが、この問題のややこしいところです。

② 彼を異性として見られなくなっている

人類学者ヘレン・フィッシャーの『愛はなぜ終わるのか』という本に、よく知られた指摘があります。ときめきを生む脳内物質の働きはおおよそ3年で切れる、というものです。そして4年目あたりで自分の恋愛を冷静に見るようになるため、結婚4年目の別れが多いのだと述べられています。

身に覚えのある場面はありませんか。

・一緒に暮らしていて、身支度が整っていない姿を見ても何とも思わない
・デートなのに、お互いおしゃれをしなくなった
・外に出かけず、家で過ごすのが当たり前になった

生活感を見る機会が増えるほど、相手を異性として意識しにくくなります。4年も経てば自然なことだとも言えますが、その結果として「友達カップル」になってしまうことは少なくありません。

③ 単純に疲れている

見落とされがちですが、これがいちばん多いかもしれません。

仕事が忙しく、気を張る毎日が続いていると、休みの日はただゆっくりしたくなります。彼のことは好きでも、体力が残っていなければ、それは負担にしかなりません。

この場合、原因は関係ではなく生活のほうにあります。まずは休むことを優先してください。

④ ふれあいだけで満たされている

付き合いの長いカップルに多いのが、これです。

抱きしめる、一緒に眠る。こうしたふれあいだけでも、安心感をもたらす脳内物質が出ます。仲がいいカップルほど、それだけで愛情を確認できてしまうのです。

つまり、必要がなくなっているだけ、という状態です。問題として深刻ではありませんが、片方だけがそう感じている場合はすれ違いの種になります。

なぜ「友達カップル」になってしまうのか

疲れが理由の場合を除くと、「彼を男性として見られない」「家族のようになっている」の正体は、たいてい友達カップル化です。

流れはこうです。

付き合いはじめの数年は、ときめきを生む脳内物質が働いています。ところがその働きが切れると、今度は安心感をもたらす別の物質が二人の関係を支えるようになります。

すると関係の性質が変わります。どきどきする緊張感のある関係から、一緒にいるだけで落ち着く穏やかな関係へ。体で愛情を確かめる必要がなくなり、友達カップルができあがります。

ここで大事なのは、これは関係が悪くなったのではなく、次の段階に進んだということです。友達カップルは仲がよく、ある意味では理想的な形でもあります。

ただ、そこにこの悩みだけが取り残される。だから、意識的にときめきを取り戻す工夫が必要になるのです。

彼をもう一度「男性」として見るための7つの方法

できそうなものから試してみてください。

① 彼に少し強引になってもらう

優しくて穏やか、何も言わなくても考えていることがわかる、真面目。こうした彼のいいところが、そのまま男性らしさを感じにくい理由になっていることがあります。

そこで、彼に少しだけ強引に振る舞ってもらいます。不意打ちのように距離を詰めてもらう、といった程度で十分です。ドラマや漫画にあるような場面を演じてもらうと、思いのほかスイッチが入ります。

直接お願いしにくいときは、一緒に恋愛ドラマを見ながら「こういうの、どきっとするな」と、さりげなく伝えてみてください。

② 仕事中の彼を見る

あなたの前では安心しきって、だらしない姿も見せている彼。それが仕事の場面では、まったく別の顔をしているかもしれません。

同じ職場でなければ難しいかもしれませんが、家で仕事をしている姿、誰かに指示を出している姿を見る機会があれば、ぜひ見てみてください。

何かに集中している姿には、それだけで見直させる力があります。

③ 休日を別々に過ごす

いつも一緒に休日を過ごしているなら、あえて別行動をしてみてください。それぞれの趣味の予定を入れるのがおすすめです。

一緒にいるのが当たり前だった状態が崩れると、彼がどこで何を楽しんでいるのかが気になりはじめます。この「気になる」が、意識し直すきっかけになります。

④ 同じ布団で眠る

寝室や布団を別にしているなら、一緒に眠るようにしてみてください。

地味な方法に見えますが、別々に寝ていることは、この状態の大きな原因のひとつです。同じところで眠っていれば、ふとした瞬間にきっかけが生まれます。

⑤ 話し合いで解決しようとしない

これは意外に思われるかもしれません。

「このままでいいのか、ちゃんと話し合おう」というのは、一見とても建設的です。ですが、話し合うとどうしても「週に一度は」といった取り決めの話になりがちです。

そうなると義務になってしまい、もっとその気になれなくなります。

ここは話し合いで片づけようとせず、自然にそういう空気になる状況を増やすほうへ力を使ってください。

⑥ 会う頻度や住まい方を変えてみる

週に何日も彼の家に泊まっている、週末は必ず一緒にいる、すでに一緒に暮らしている。そんな場合は、思いきって環境のほうを変えてみてください。

当たり前にそこにいた人が急にいなくなると、その存在の大きさに気づきます。距離が近いカップルほど、この効果は大きく出ます。

⑦ 仲のいいカップルと一緒に出かける

仲のいい友達カップルと四人で出かけてみるのもおすすめです。

相手のカップルが仲睦まじいほど、こちらも付き合いはじめの頃を思い出します。「うちも負けていられない」という気持ちが自然に湧いてきます。

そしてもうひとつ。他の男性の存在を意識して、彼のほうがいつもより張り切ってくれることもあります。第三者が入ると、二人だけでは動かなかった空気が動きます。

まとめ

「好きなのにしたくない」の理由は、この4つのどれかです。

□ 距離が近すぎて、家族のようになっている
□ 生活感を見る機会が増えて、異性として見づらくなっている
□ 疲れていて、体力が残っていない
□ ふれあいだけで満たされている

そして、試せることはこの7つです。

□ 彼に少し強引になってもらう
□ 仕事中の彼を見る
□ 休日を別々に過ごす
□ 同じ布団で眠る
□ 話し合いで解決しようとしない
□ 会う頻度や住まい方を変えてみる
□ 仲のいいカップルと一緒に出かける

最後に、ひとつだけ覚えておいてほしいことがあります。

この状態になったからといって、彼への愛情が減ったわけではありません。むしろ、安心できる関係が育った結果であることのほうが多いのです。

だから、自分を責めないでください。落ち着いた関係のよさはそのままに、ときめきのほうだけ少し取り戻す。そう考えると、やることはずっと気楽になります。

できそうなものをひとつ選んで、今週のうちに試してみてください。