男女は友達になれるのか?

男女間の友情は可能か?その条件と難しさを探る

2025年1月2日

💡 ざっくり言うと男女が友達になるためには、性の対象としての関係を超えた人間同士の関係を築く必要がある。成熟度が求められ、恋愛感情を期待しないことが重要だ。

或る女性から「つきあいたい男性がいたが、告白したら断られてしまった。せめて友達になりたいけど、どうしたら良いか?」と尋ねられた。

「僕はまず無理でしょう」と答えた。

男女関係で友達になるのが無理なのではなく、彼女が彼と友達になるのが難しいと言ったのだ。

それだけでなく、男女が本当に友達になれるかどうかはよく語られる。永遠のテーマとさえ言われている。

異性との関係の複雑さ

異性との関係というのは、実は少なくとも2つの側面を持った複雑な関係であると僕は考えている。

1つは「性の対象としての関係」

2つめは「人間同士の関係」

性の対象としての関係

まず1つ目に関して述べる。「性の対象としての関係」これはより生物学的な利害関係が関わっている。ある意味共生関係と言ってよい。

そしてこの関係は本能に強く支配されている。本能に支配されているという事は、場合によって、自分にはどうしようもないほど切なかったり、苦しかったりする。何とも言いがたい、強い衝動があなたを動かそうとする。或いは無意識のうちに、どうしたいのかが勝手に決められていたりする。遺伝子に支配された、あなたにコントロールできない領域だ。

じゃあ、遺伝子は何を考えているのだろう。多分、強引に簡単にすればこんな事だと思う。

男も女も子孫繁栄のためにお互いを必要としている。男は女がないと子供を得られない、女も男がいないと子供が得られない。同時に、男女は互いに自分の利益を最大にしようとする。男はより多くの自分の遺伝子を残そうとし、妊娠期間、子育て期間の或る女は、非常に優秀な1人の男を得て、それを子育てを終えるまでキープしようとする。

交渉相手としての異性

つまり1の関係において異性は交渉相手であって決して友達ではない。

このような生物学的戦略が女性に強い独占欲、嫉妬心などの衝動を生み出す。そして男性にも性衝動、浮気心などを与える。

遺伝子のやつは、こんな風な衝動を与え、異性を交渉相手と考え、自分に有利な戦略を立てなさいと促すのだ。

「つきあいたい男性がいたが、告白したら断られてしまった。せめて友達になりたいけど、どうしたら良いか?」告白した時点で、相手の男性はあなたを友達と見なくなる。無意識に1の関係、つまり利害関係であなたを見る様になるのである。

あなたが彼にとって興味のない存在なら、他の女性を得るのに邪魔と感じる。自分の身や貴重な時間を脅かす存在となる。或いは、何か不利益を受ける危険な存在となるかも知れない。それを男性は鬱陶しいと感じたり、困惑したりするのである。

人間同士の関係を築くには

一旦1の関係で見てしまったら、なかなか2の関係では見られなくなる。恋愛感情がすぐになくなるものではないという事を多くの男性は知っている。

さて逆に女性が男友達と思っていた相手に告白され困惑される例もある。その男友達はあなたを友達として見ていなかったのだ。

結局男女は、1の関係をどちらかが感じていたら、友達にはなれない。(この微妙な距離感が僕は好きなのだが‥)多分、美人の女性はそれが故に本当の男友達を作りにくいだろう。(あなたが友達と思っている男友達は本当に友達だろうか?)

逆に美人でない女性は、その人間的な魅力から多くの本当に親しい男友達がいたりする。

友情を築くための条件

さて、しつこい男や、鬱陶しい男を離れさせる方法はいつかまた語るとして、男女が友達になるには、男と女が1の関係から完全にはなれる必要がある。

それはとてもとても難しい。自分にも相手にも人間的な成熟度が必要だ。時に相手は、友達としての優しさを、恋愛感情でとらえたりするし、時に相手は、友達になるために突き放したのを恨んだりするかもしれない。

それでも、あなたが1という関係を完全に捨て、2の関係をキープしようとし続け、相手もその距離を保ってくれれば、長い時間のうちに友情が芽生えると僕は考えている。過去の恋人が本当の友達になる事もある。それも同様にお互い再び恋愛関係になる事を期待していない場合に限られると思う。

それはピュアな友情ではないかもしれないが、しかしかなり友情に近いものだ。

男女間の友情って実は男同士の友情よりとても良いものだ。愛情と友情がまざったような不思議な関係だと思う。結論として、男女の友情はお互いの成熟度に依存し、お互いが恋愛関係を期待しない場合になりたつと僕は思う。

次回はこの2つの関係をうまく利用し、男性の心を得る方法に迫る(予定)。