恋愛駆け引きの極意!「手に入りそうで入らない距離」の作り方

恋愛における駆け引きの鍵は「手に入りそうで入らない距離」を保つことです。この記事では、その距離感を維持するための5つの要素を解説し、彼の心を引きつける方法を紹介します。

恋愛駆け引きの極意!「手に入りそうで入らない距離」の作り方

💡 ざっくり言うと「手に入りそうで入らない距離」は、離れれば作れるものではありません。距離の近づけ方・遠ざけ方の具体策と、その距離が成立するかどうかを決める5つの要素、そして今どちらに寄っているかの見分け方を解説します。

「手に入りそうで入らない距離」とは

この言葉を初めて見る方のために、まず説明します。

自分の年収の何倍もする鞄を、本気で欲しいと思う人は多くありません。高すぎて「手に入らない」からです。

一方で、苦労して買った鞄も、1年も使えば関心は薄れます。すでに「手に入った」からです。

つまり、人が強く惹かれるのは、そのどちらでもない位置にあるものです。

手に入らないほど遠くはなく、手に入ったと思えるほど手元にもない。これが「手に入りそうで入らない距離」です。

恋愛でも同じことが起きます。好意が相手に伝わりきると、相手の熱は下がります。これが「手に入った距離」に入ったということです。

ここまではよく知られている話だと思います。この記事でお伝えしたいのは、その先です。

この距離は、離れさえすれば作れるというものではありません。成立するかどうかを決める条件があります。

距離を動かす具体的なやり方

先に、動かし方だけ整理しておきます。

遠ざけたいとき

好意が伝わりきって、相手の熱が下がっている。そのときにやることです。

□ 連絡の回数を減らす
□ 会う時間を短くする、頻度を落とす
□ くだけた話し方をしていたなら、丁寧な言葉に戻す
□ 使っていた絵文字をやめる

後半の2つは、地味ですがよく効きます。会う回数を変えなくても、言葉づかいだけで距離は動きます。そして相手には、理由の分からない変化として伝わります。

近づけたいとき

逆に、こちらが遠すぎて相手が手を出せずにいる場合もあります。そのときは、いま書いたことの逆をやってください。

こちらから誘う、言葉をくだける、会う回数を増やす。遠いところにいる人が少し近づくと、相手の熱は一気に上がります。

問題は、いまどちらの状態なのかを見誤ることです。そこで、次の5つを見ます。

距離を左右する5つの要素

① あなたの価値

いちばん重要なのがこれです。

相手にとってあなたの価値が高いと、この距離は保ちやすくなります。理由は単純で、こちらから近づいても「手に入った」とは思われにくいからです。「これだけの相手なら、いつ誰に取られるか分からない」という不安が残るからです。

ただし、価値が高すぎると、今度は「手に入らない距離」になります。相手が最初から諦めてしまうのです。この場合は、こちらから近づくだけで簡単に熱が上がります。

ここが、この記事でいちばん大事なところです。

「手に入りそうで入らない距離」は、あなたに価値があって初めて成立します。

価値のない相手が距離を取っても、相手は追いません。ただ離れていっただけになります。駆け引きが効かないという方の多くは、距離ではなく価値のほうに原因があります。

そしてもうひとつ、厳しい事実があります。相手から見たあなたの価値は、年齢や環境によって変わります。ある時期まで通じていた駆け引きが急に通じなくなるのは、距離のやり方を間違えたからではなく、価値のほうが変わったからであることが多いのです。

価値と距離は、必ずセットで考えてください。駆け引きを有利に運びたいなら、まず相手にとっての自分の価値が何かを知り、それを高めることが先になります。

② あなたの状態

あなたに恋人がいる場合、他の男性から見たあなたは、そもそも「手に入らない距離」にいます。

ですから、別の人と進展させたいなら、普段より近づく必要があります。こちらから誘う、手を繋ぐ。そうした行動で、相手の熱は上がります。

ここに落とし穴があります。

恋人と別れた瞬間、あなたは彼の「手に入った距離」に一歩近づきます。

恋人がいる状態で別の男性と盛り上がり、その勢いで別れて乗り換えようとして、うまくいかない。よくある話ですが、理由はここにあります。盛り上がっていたのは、手に入らない位置にいたからでもあったのです。

③ 相手の状態

逆に、相手の側の事情で距離が決まることもあります。

彼に恋人がいて付き合えない。あるいは立場の上で関係を持てない相手である。こういうとき、あなたは彼にとって「手に入らない距離」にいます。

この状態では、普段の駆け引きより近づかないと動きません。離れる方向に動くと、そのまま終わります。

④ 相手が恋愛に使えるエネルギー

見落とされやすいのがこれです。

人が使えるエネルギーには限りがあります。仕事が立て込んでいる、大きな問題を抱えている。そういうとき、そちらにエネルギーが持っていかれるので、恋愛に回せるぶんが減ります。

すると何が起きるか。相手の中でのあなたの価値が、相対的に下がります。そして①のとおり、価値が下がれば「手に入りそうで入らない距離」そのものが成立しなくなります。

相手が他の女性に夢中になっているときも同じです。あなたに回るエネルギーが減り、価値が下がります。

このときは、方針を変えてください。距離の駆け引きをやめます。

やることは3つです。

□ 自分の価値を高める
□ 相手の邪魔をしない
□ 重くならず、居心地のよさだけを提供し続ける

場合によっては、半年ほど何もせずに放っておくという判断もあります。相手のエネルギーが戻るのを待つ、という考え方です。

⑤ 時間

最後が、いちばん誤解されているところです。

尽くしている間、相手に合わせている間。たしかにあなたは「手に入った距離」にいて、相手の熱は下がっています。

ですがその時間、同時に別のことも起きています。

相手の中に、気づかれないままあなたの価値が積み上がっているのです。

そして、それを長く続けたあとで、あるとき急に距離を置く。このとき、積み上がった価値と、突然の不在が同時に効きます。相手の熱は大きく上がります。

ですから、常に「手に入りそうで入らない距離」にいればよい、という話ではありません。近い時期があるからこそ、離れたときの落差が生まれます。駆け引きとして、あえて近づく時期を作ることもあるのです。

いまどちらに寄っているかの見分け方

ここまで読んで、「では自分はいまどこにいるのか」と思われたと思います。

判定の方法は、ひとつだけです。

相手の熱が高いかどうか。

連絡が来る、会いたがる、こちらの予定を気にする。熱が高いなら、いまの距離は合っています。

熱が低いなら、5つの要素と、自分の最近の言動を並べて原因を探してください。

□ 好意が伝わりきっていないか(近すぎ)
□ そもそも価値が足りていないか
□ こちらの状況が変わったか
□ 相手の側に事情があるか
□ 相手のエネルギーが別のことに向いていないか

原因によって、近づくべきか離れるべきかが逆になります。ここを取り違えると、状況を悪くするだけです。

まとめ

距離の駆け引きは、離れれば効くという単純なものではありません。

□ 遠ざけるなら、連絡を減らし、言葉づかいを丁寧に戻し、絵文字をやめる
□ 近づけるなら、その逆をする
□ 価値がなければ、距離を取っても追われない。価値と距離はセット
□ 価値は年齢や環境で変わる。通じなくなったのは距離のせいとは限らない
□ 自分に恋人がいるなら、別れた瞬間に一歩近づくことを計算に入れる
□ 相手に事情があって近づけないなら、こちらが近づく側に回る
□ 相手のエネルギーが別にあるときは、距離ではなく居心地で勝負する
□ 尽くす時期は無駄ではない。落差を作るための仕込みになる
□ 判定は「相手の熱が高いかどうか」だけで見る

結局のところ、距離だけを見ていては答えが出ません。相手の状況、相手が恋愛に使えるエネルギー、自分の価値、自分の状況、そして時間の流れ。

この5つを合わせて判断する。そこまでやって、はじめて距離は武器になります。